![]() 定型句・慣用句編 |
あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 |
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行 | 意味・解説・用例 | |
あ行 | ||
あかなっ あっかな |
だめだ ※自分が出来そうにない時に使用 挑戦してみたが駄目な時に使用 |
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あっかよぉ〜 | だめだよ 良いわけがないよ ※辞めてほしい時に使用 もう一度挑戦したくない時に使用 |
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いきちゃぁ〜たか | 元気だった? ※代表的な言葉 A:いきちゃぁ〜ったか? B:いきちゃったよ |
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うわぁ〜 | なんて事だ まいったなぁ〜 |
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う〜わ〜よ〜 | うわあ! なんてことだ! まいったなあ! |
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え〜いくそっ | ちぇっ・なにくそ |
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え〜いよ〜 | 何だねうるさい |
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え〜かげんに | たいていのところで もうそろそろ |
ええあんばいやっと | いい湯加減(塩梅)だった | |
おいなぁっ おいなぁ〜 |
おいで いらっしゃい |
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おいなひて おいないて |
いってらっしゃい おいでなさい の両方の意味に用いる |
おぉ〜てるよ | 合っている | |
おこってきた おこってきと おこっちゃら |
怒り出す 怒った 怒っている ※怒っちゃらは現在進行形 |
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おくれ おくれよ |
ちょうだい ちょうだいよ |
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おじけさす | おそれをなす |
か行 | ||
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かます | (車を)ぶつける |
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かんぴんたん | やせほうけた体 |
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ぐわいわり | 不都合・調子が悪い 体調が悪い・病気だ |
ぐっちぃ〜 ぐっぱぁ〜 |
二人以上を二組に分けるために行う。 複数で「ぐーっち」と一斉に声を掛けながら じゃんけんの「グー」か「チョキ」を出し 人数に偏りが無ければ 「グー」組と「チョキ」組に分かれる。 また、グーを出す際には「ぐーっ、ぐっ」という 掛け声になる事もある。 数種類のパターンが存在する。 |
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くらっぞぉ〜 | 殴ってやるぞ=「くらわすぞ」 | |
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ごいされませ | ごめん下さい えらい目に遭った時にも使用 |
ごっつぉ〜さん ごっつぉ〜さま |
ご馳走様 | |
さ行 | ||
さるのけつまっかっか | 和歌山人の多くが、小学生の頃 ピアニカやオルガンで弾いた曲(?)。 ♪ねこふんじゃった・・・の親戚。 「さーるのけーつ、まっかっかー」と歌うが、 ♪「ドーレドレード、 レッレッレー」が基本で このあと一音階づつ上がっていく。 「おまえのかあさん、でべそ」的に 他人に対する敵意・蔑視を表わす使い方もある。 |
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すっとこなんきん かーぼーちゃ |
和歌山幼年トリプルアクセルに使われる。 その第二段に使われる事が多い。 |
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た行 | ||
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だいぞかいぞ | 誰か彼か そのうちに誰か |
たのんどか たのんどだで |
頼んだよ、お願いします、うまくやってよ ※相手に何かを押し付けるニュアンスを含む場合も。 例「ほな、たのんどか」=「じゃ、頼んだよ」 |
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ちゃ〜っすぞ ちゃ〜っすど |
ぼこぼこにするぞ!! ※怒っている時に使用 くらわずぞのワンランク上 |
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ちょっといかな ちょっといかんよ |
うまくいかないだろう 例「あの子ひとりで、ようするかの?」 「そらちょっといかな」 =「あの人ひとりで、うまくやれるかな?」 「それはちょっと無理だな」 |
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ちんちんぶらぶら ぶらくりちょう |
相手をからかう幼年表現。 「あーほ、ばーか、まーぬーけ (orさーるのけーつ、まっかっか)、 おまえのかーさんでーべーそ、 ちんちんぶらぶらぶらくりちょう」 この3段攻撃が和歌山市内学童の多勢において トリプルアクセル的攻撃オプションとなっている。 その「締め」に当たる三段目に配置される。 |
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つれもていこら | 連れだって一緒に行こう |
つれもてしよら しーとべると |
「いっしょにやろう、シートベルト」 和歌山県警の交通安全標語だが 「つれもて」などはすでに若年世代は使わない。 「交通標語」と「方言の復活」の二つの側面を持っており 非常に高度かつ意義ある標語と認識すべき。 |
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つれしょん | 一緒にトイレに行く事 ※小の場合に使用 |
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てがえやん てがえやな |
てがう=相手にする(手合う)の否定形 @相手にしていられない 例「あんてきゃ、てがえやなー」 =「あんなやつ、相手にできない」 Aあきれた、だめだこりゃ 例「てがえやん!」=「だめだこりゃ!」 |
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どうよ | @(落胆・困惑・憤り)どういうことだ?何てことだ 例「どうよそらあ、もうしまいかえ」 =「何てことだそれは、もう終わりなのか」 A(挨拶・会えて嬉しい)どうしてた?元気? 例「どうよおまん、ごぶさたやなあ」 =「どうしてたの君、ご無沙汰してたね」 |
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どちらいか どちらいかよぁ〜 |
お礼を言われたり、謝られたりした際の返答。 「どういたしまして」「お互い様です」 例「こないだすまなんだの」「いやいやどちらへか」 =「この間は悪かったね」「いえ、どういたしまして」 |
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ど〜ぞこ〜ぞ ど〜なりこ〜なり |
どうにかこうにか |
な行 | ||
なにやってんのよぉ〜 なんやってんのよぉ〜 |
どうしてここになにしているの? の意味を含んでいると思われる ※突然知人・友人にあった時に使用 |
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なんてよぉ〜 | どうして? ※少し強調したい時に使用 |
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なかなか | なんのなんの、どういたしまして (何かをしてあげて「おおきによ」等と言われた際に 謙遜して答える言い方。) 例「わりよー、おおきにやで」「いやいや、なーかなか」 =「悪いね、ありがとう」「いやいや、なんのなんの」 |
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にたりよったり | 右と同じような意 | |
にってんこぼし にってんぼし |
直接陽光にさらされる事 | |
にっともせずに | にこりともせずに きまじめに |
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は行 | ||
へいたいさんがとおる | 和歌山版「だるまさんがころんだ」 「ぼんさんがへをこいた」 「い○どじんのくろんぼ」。 要するにテンカウントワーズ。 |
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ま行 | ||
まちがいないわ | 賢明だ、大丈夫だ、それがいい 英語では「no problem」=「問題ナシ」 例「行く前に電話しといたら、まちがいないわ」 =「行く前に電話しておけば、大丈夫だ」 |
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もうなんじ? なんじよっ |
今何時? ※「いま何時?」ではなく、「もう」という時間の経過を 感じさせる言葉を使うのが和歌山流。 |
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や行 | ||
ゆうてるまに | もう少しで(「言うてる間」=「そうこう言っている間」) 例「あの子、けえへんわしょ」「ゆうてるまに、くら」 =「あの人、来ないなあ」「もうじき来るだろう」 例「どこまで行きゃ着くねん」「いうてるまよ」 =「どこまで行けば(目的地に)着くの」「もうすぐだよ」 |
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よぉ〜する | する事ができる 例「おまん、一人でようするかい」 =「きみ、ひとりでやれるかい」 「よく行く」等の「頻度」をあらわすものと 混同しないよう文脈で判断すること。 |
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よぉ〜うつる | 似合っている(よく映る) 例「あんたそのふく、よううつってらいて」 =「あなたのその服、良く似合っているじゃないか」 例「おなごのこぁきもんきたら、よううつらなあ」 =「女の子は着物を着たら、見違えるよなあ」 |
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よぉ〜わいてら | (風呂の湯などが)少し熱めに沸いている ※風呂水ならばおおむね41℃あたり、 少し肌を刺す、熱めの湯加減。 入浴できないほど熱い場合にはあまり使わない。 そんな場合は「熱い熱い」「熱すぎら」等になる。 例「この温泉、ようわいてらよぅ」 =「この温泉、良い加減の熱さだなあ」 |
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ら行 | ||
らっしもない | らちも無い 馬鹿馬鹿しい やけっぱち |
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らっしゃわえ らっしゃわやや |
お話にならぬ 無茶な |
わ行 | ||
わりよぉ〜 | 悪いね、ごめんよ | |
わろちゃれ | わらってやれ | |
わろてら | 笑っている | |
ん行 | ||
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あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 |